過去の欠片：名付け

メイプリルフールかもしれないし本当かも知れない、私の名前の隠された由来。

『「どういうことなの…」次ふざけたら離縁するから。「ふざけてないよ本当に意味が、え？」あなたってばそこまで頭の回転遅かったの？だから言ってるじゃない生まれて三日の我が子がひよこになったって。そりゃあ生まれたばっかりならひよっこに違いないとかそういう比喩じゃないって言ってるでしょうが。そもそも貴方の家がそういう血なんでしょう日和さん。「いやそうじゃないんだ灯子」何よ。「珠子姉さんの子供がなるとばかり」女のひとにばかり出る血みたいだしね。向こう息子さんだけだしね。で、私はそんな話しても仕方ないことをぐだぐだ喋る気ないの。この子どうやったら元に戻るのよ。「実は」何よ。「姉さんがこんなふうになったなんて話は聞いたことがない」え？―――＜名前の理由＞』


青春出身のお母さん…倉敷灯子（くらしき・ともこ）
召喚型の炎使い。目が据わった時はテンパっている。

ヤト出身のお父さん…陸日和（くが・にちかず）
発光能力者。不良ではなく単に頭が良くなかったのでヤトしか行けなかった。テンパると思考が止まる。

青春出身の伯母さん…陸珠子（くが・たまこ）
ひよこ召喚士。カリメ○みたいのが相棒。子供（卵ではない）を産んだ時点で能力は弱くなっている。雛子の名前を聞いて最後までテンパった二人を諫め続けた（「ひよこにひよこって呼ぶのは人に人間って呼ぶようなものよ！」「人にひよこって呼んでるんだよ！」）が意味をなさなかったたまごさん。このひとも大概テンパる人。


というのを考えていたら電車乗り過ごしました。別ルートで登校はどきどきしますね！