いつも鞄に入れて持ち歩いているもの。
たまにブックカバーがかけられたりする。
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一戦目:vs縁理己人(宣言・アタッカー)
二戦目:vs清水美冬(強襲)
...〇勝二敗
一月八日:夕方
遂に始まる。
ライラの不参加で最下位がなくてどこか安心していたけど、その分他校の戦力が向かってくることでもあったのだと。
無事に終わると良い。
一月九日:夜
逃げてもいい。でも、頑張れるなら一緒に。
頼るということ。
全て終わらせてから。
一月十日:朝
初めての防衛。初めての抗争戦闘。
今までの手合わせとは全然違う……緊張?恐怖?責任?
全部近いけど違うから上手く言えない。
時間が来るのを待ってる間が一番しんどかった。
でもいつもとあんまり変わらない挨拶に何かそういうのが大部分溶けてった。
悔しい、とまで言えた。
もしリコちゃんの雰囲気が全然違ったりしたら私は戦えたのだろうか。
それとも、普段に覚悟が足りないだけなのだろうか。
一月十一日:早朝
夜中に強襲。
怪我しない死なないと言葉にしてみて難しさを改めて実感する。
最後の技でひよこが消えるのを見て私はもう戦う気力がなくなった。
……いつだったか言われた、来るんじゃない、が重みを増して。
命のやり取りをすることも怖いけど、今までの手合わせだって意識してないだけで運が良かっただけで何度も死んでたり殺してたりしたんじゃないかと。
美冬先輩の気持ち良さと優しさが沁みた。
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